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'TRAIN'ing | 電車専用トレーニングアプリ/いろんなデータが抽出できそう

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'TRAIN'ing | 電車専用トレーニングアプリ/いろんなデータが抽出できそう

'TRAIN'ing | 電車専用トレーニングアプリ/いろんなデータが抽出できそう

ios版で電車専用トレーニングアプリというものがされていたようです。しかし、よくよく調べてみると2019年11月26日から2020年3月12日のまでの試験公開とのこと。ダウンロード数×実際に使用した人の数がどれくらいのデータ量になるのか不明ですが、電車内での人間の動きや思考パターンなんかも分析できそうでおもしろいです。JR東日本はどれも開発費用が豊富ですね。

電車内で運動できたら確かに便利かもです。とはいえ車内ってわりと混んでいることが多く、アプリを使って筋トレしていたら怪しい人に思われる可能性がありますよね…瞑想していたら乗り過ごしそうだし…なんてネガティブに考えてしまいますが。

電車移動する際の空間を快適に!という純粋な思いでつくられたアプリなら「本質そこ?」と思いますが、実際はなに目的なのでしょうか。そもそも電車で移動することじたいが快適ではないですよね。新幹線だとそこそこパーソナルスペースが確保されていますが、都内の電車はいずれも乗り心地よくないです。ものすごい田舎に行くと誰も乗車していない車両があって逆に不思議な気持ちになるくらいですが、都内(特に通勤・帰宅時)の電車は常に人が多いです。

電車に乗らない生活

電車の中はだいたい不快なので、どうやって少しでも快適に過ごすか、を考えるより「避ける」生活をしたほうが良いです。耐える、がまんすることもときには必要ですが、たとえば毎日電車で通勤している人は年間でどれくらい「がまん」することに時間を費やしているのでしょうか。

通勤時間が片道45分の乗車時間だとして帰りも合わせたら90分です。これを週に5回(日)くりかえしたら450分(7.5時間)ですよね。そうすると年間で360時間も車内でがまんしていることになります。もちろん、これはかなりざっくりと計算しているのですが、それくらいあの変な空間に時間をとられていますよ、ということです。まるっと2週間くらいは電車に乗っているのですね。
旅行やデートなど楽しいことをするための移動時間ではなく、通勤と帰宅のための移動時間ですからね。サラリーマンは大変です。

誤解を避けるためにお伝えすると、トレーニングアプリがダメとか悪いとかそういうことではなく、本当は嫌だと感じていることを誤魔化す手段を模索することが恐いな、ということです。類似した感じの話だと通勤時間を利用して読書をするとか、映画を見るとか、そういうことです。
これも努力している人はすごいな、とは思うのですが、どう考えても家やカフェで落ち着いて読書したほうが頭に入るし映画だってのんびり観たほうが楽しめます。

「満員電車」という光景が恐怖に感じるのは僕だけでしょうか。

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