【考察】世の中に絶対はない
世の中に絶対はない、ということですべての事柄において「絶対」はありえないと考えています。そこから現在の司法における「死刑」に関しては、やや反対よりの意見を持っています。理由としては、前述のとおりで「絶対」がないのだとしたら冤罪が発生してしまう可能性が0ではないからです。
遺族の方の心情を考えれば死刑にすることが妥当である、という考え方も理解できますし、いざ自分がその立場になれば被告人に対して極刑を求めるかもしれません。
それでも死刑ではなく、犯罪者を生かし分析し、これから起こりうるであろう犯罪を未然に防ぐための研究対象(協力者)として生きてもらう、というのも価値があるのでは、と考えています。
冤罪だと判明したときに、すでに疑いをかけられていた人間がこの世にいなければ、どう償えば、どう補償すれば良いのでしょうか。