【感想】反応しない練習/読んでみました【前編】
最近、セルフコントロールを意識した生活を心がけているデオナルドです。昔から、というわけではないと思うのですが、根本的に短気というか悲観的というか、どうしても気持ちが落ちてしまって仕事に集中できないタイミングがあり、それをどうやって克服すれば良いのか考えている際に良さそうな本を見つけました。
草薙龍瞬さんの著書「反応しない練習」です。基本的にブッダの教えをもとに書かれている本なのですが、内容は実行するのに苦労しそうなことが書かれており簡単ではないイメージしか湧きませんでした。
それでも物事の本質が書かれていると感じたので、じっくり読んでブッダの教えを意識して生活してみようと思いました。
もちろん、まだ読んだばかりですべてを実行できているわけでも理解しているわけでもないのですが、これを実行できたらストレスから解放されて人生が変わるな、と感じたので記事でご紹介します。
僕がざっくりとまとめているので、詳細はぜひ著書をご覧になってみてください。ストレスの見方が変わるかもしれません。
簡単にまとめたものが以下で、詳細は後述します。
1.悩みを理解する
2.ムダなことを判断しない
3.ネガティブな感情で受け取らない
4.他人の目を気にしない
5.競争しない、人と比較しない
6.納得のいく人生を送る
超々かんたんに書くとこんな感じです。ニュアンスが異なって伝わってしまうかもしれませんが、僕の感じたことを言葉にすると上記の6個が大枠です。
ひとつずつ、やはり簡単な言葉で端的にまとめていきます。
「1.悩みを理解する」というのは、〇〇だから、つらい、苦しいと即座に悩みとして捉えるのではなく、悩みの原因を考える、理解するということです、そして、理解したら、どうしたら解決できるかを考える、ということです。どんな悩みも絶対に解決できる、というのがブッダの考え方なのだそうです。
悩んでいる状態から「悩みがある」と客観的に見つめることがポイントです。
「2.ムダなことを判断しない」とは、良し悪しだとか好き嫌いで判断するのではなく、判断しないことが悩まない(悩みをつくらない)コツです。判断することじたいが悩みを作り出してしまうので、判断しすぎる癖がある人は気づいたときに「判断した」と客観的に思えることが練習になるのだとか。
「3.ネガティブな感情で受け取らない」というのがかなり難しいと思うのですが、要は悪い意味での感情の起伏はなくしてしまう、ということです。いちいち事柄に感情を付き合わせて上げたり下げたりしていたら心が疲弊してしまいますよね。本の中では反応しないこと が「 最高の勝利」とされています。
深いですが確かにそのとおりなのだと思いました。例えば嫌な(苦手な)人を相手にしたときに、「嫌だな」と反応しなければ良いのです。反応してしまったらムダに悩むことにつながります。難しいかもしれませんが、これができたら生きやすそうですね。(続く)