【考察】イタリアで新型コロナウイルスの感染者が多い理由
どこもかしこも景色が素晴らしく歴史を感じることのできる観光地、といえばイタリアを想像します。もちろん他にも素晴らしい国はたくさんありますが、街や人がオシャレで1度は訪れてみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
今回、中国から距離のあるイタリアでなぜ新型コロナウイルスの感染者(死亡者)が際立って多いのか調べてみました。検索すればすでにいろいろなソースから記事が書かれている内容ではあるのですが、自分で調べて思ったことを書いていきます。
実は中国系の移民が多い
2014年のデータなので少し古いですが、イタリアの人口6,000万人ほどのうち、中国系の人口は256,846人となっています。(ISTAT調べ)多いのか少ないのかよくわからない数字ですが、中国系の人口は都市部に集中していて、それも北部に多いです。
※ちなみに2014年に時点でイタリアでの日本人の人口は7,676人
北部と言えばミラノやヴェネツィアも含まれますが、現在1,600万人ほどを隔離しているのが北部の地域です。
なんとなくお察しいただけましたでしょうか?
中国福建省泉州市では隔離用のホテルが倒壊し、少なくとも10人が亡くなりました。そして倒壊の原因は不明…。
高齢者や持病のある方は比較的重症化、亡くなる確率が高いようです。